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サイクルベースあさひが提供する「ボディ洗車サービス」は、「面倒なお掃除はプロにおまかせください」というキャッチコピーの通り、日常の汚れを短時間かつ低価格(¥1,078 税込)で手軽にリセットしたいサイクリスト向けの簡易洗車サービスです。
この記事では、あさひの洗車サービスの具体的な内容、料金、所要時間、そして注意点について詳しく解説します。
あさひのボディ洗車
料金: ¥1,078 (税込)
時間: 約15分
予約: 不要
内容: 外装の洗浄 + チェーン注油 + 空気入れ
セルフ洗車 / 専門店
料金: 安価〜高額 (¥3,000〜)
時間: 30分〜1時間以上
予約: (専門店は要予約の場合あり)
内容: 駆動系洗浄や徹底洗浄も可能
1. あさひの洗車サービス料金と内容
料金(2025年最新)
サイクルベースあさひのボディ洗車サービスの料金は、非常にリーズナブルな価格設定となっています。
| サービス名 | 料金(税込) | 備考 | 参照元・取得時期 |
|---|---|---|---|
| ボディ洗車サービス | ¥1,078 | 税抜 ¥980 | 2025年9月21日現在 |
この料金は、プロのスタッフによる丁寧な洗浄と、後述する注油・空気入れもセットで受けられる点において、コストパフォーマンスが非常に高いと評価されています。
洗車内容(含まれる作業)
このサービスは「外装ボディ」のクリーニングに特化しており、わずか15分ほどの作業時間で自転車をピカピカにすることを目的としています。
サービスに含まれる主な作業
- フレーム&フェンダーなど「外装ボディ」の洗車泥ハネや砂埃などのくすみを落とす作業が中心です。対象箇所はカゴ、ハンドル、フレーム、サドル、ペダル、前後泥除けなど。
- チェーンへの注油走行性能を維持するために不可欠な基本的なメンテナンスです。
- 空気入れサービス付きタイヤの空気圧チェックと補充も行われます。
サービス対象外となる作業(重要な注意点)
このサービスは「簡易洗車」と位置づけられているため、以下の専門的なクリーニングは対象外となります。
⚠️ 以下の作業はサービスに含まれません
- 駆動部分の徹底洗浄(チェーン、スプロケット、ディレイラーなどの油分・水垢をケミカルで徹底的に洗浄する作業)
- サビ落とし(フレームやパーツに発生したサビの除去)
- 本格的なオーバーホール(分解洗浄を伴う作業)
駆動系の徹底洗浄は、時間と専門的なケミカルが必要となるため、約15分のサービスには含まれていません。
2. 所要時間と利用方法
所要時間:約15分
作業にかかる時間は約15分程が目安とされています。この短時間で手軽に外装の汚れを落とせる点が、このサービスの最大の特徴です。
ただし、所要時間はあくまで目安であり、店舗の混雑状況や他の修理・接客の状況によっては、待ち時間が長くなる場合や、作業時間が延びる場合があるため、時間に余裕を持って訪問することが推奨されます。
利用の流れと予約:予約不要
サイクルベースあさひの洗車サービスは、利便性を重視しており、事前の予約は一切不要です。
利用者は、汚れた自転車を直接ご利用店舗まで持ち込むだけでサービスを受けられます。作業は基本的に受け付けた順番に対応する先着順です。洗車サービス単体での利用はもちろん、点検や修理のついでに依頼することも可能です。
3. 洗車の頻度目安
サイクルベースあさひ自体は、安全のため定期的(2ヶ月・6ヶ月・1年毎)なメンテナンスを受けることを推奨しています。
純粋な洗車頻度については、プロの意見として「1~2週間に1回の洗車」がロードバイクのメンテナンスの目安として推奨されています。また、雨の中を走った後は、できるだけ早めに掃除と注油が必要であるとされています。
あさひの洗車サービスは、週末ライド帰りの泥汚れだけサクッと落としたい方や、日常の砂埃などのくすみをリセットしたい方に特に推奨されます。
4. 自分で洗車する場合との比較
あさひの洗車サービスは、手間のかかるセルフ洗車と、高額な専門店洗車との「中間の選択肢」と言えます。
| 比較項目 | サイクルベースあさひ | 自分で水を使った本格洗車 | プロの専門店洗車(例: SENSHA) |
|---|---|---|---|
| 料金(1回) | 約¥1,078 | 部品代のみで安価(初期投資あり) | ¥3,000〜¥10,000以上 |
| 洗浄範囲 | フレームなど外装ボディが中心 | 車体全体、駆動系まで可能 | 駆動系の隅々まで徹底洗浄 |
| 所要時間 | 約15分(目安) | 30分〜1時間以上 | 30分〜60分程度 |
| メリット | 予約不要、低価格、手間と場所が不要 | 1回あたりのコストが非常に安い | 最高品質の仕上がりと性能維持 |
あさひの¥1,078という料金は、自分で洗車するために必要な道具の購入費用、作業時間、場所の確保、後片付けといったすべての「手間」を解消するための対価と考えることができます。
一方で、本格的な性能維持を目的とする場合は、駆動系を徹底洗浄する専門店のプレミアムコース(例: SENSHA Bicycleのプレミアムバイクウォッシュは¥4,950で約60分、15工程)を選ぶべきであり、あさひのサービスは「日常の汚れを手軽にリセットする」ことを目的としています。
5. 電動自転車の洗車注意点
電動アシスト自転車も、サイクルベースあさひの洗車サービスの対象車種に含まれています。しかし、電動自転車の洗車には特に注意が必要です。
⚠️ 電動自転車の水濡れリスク
- バッテリー・モーター:電動自転車は、バッテリーやモーター、スイッチ類に水がかからないよう特に注意が必要です。水が内部に入り込むと、錆や故障、漏電の原因になります。
- 高圧洗浄機の使用:高圧洗浄機は電動自転車の洗車には不向きであるとされています。強い水圧が精密部分に入り込むリスクがあります。
プロであるあさひに任せる場合でも、電動自転車の点検では、アシストシステムの作動具合や電気配線の接続部のチェックなども必要となります。
6. よくある質問(FAQ)
Q1: あさひの洗車サービスは予約が必要ですか?また、どのくらいで終わりますか?
A1: 予約は不要です。汚れた自転車を直接店舗に持ち込めば受け付けてもらえます。作業時間の目安は約15分と非常にスピーディーですが、土日祝日などの混雑状況によっては、待ち時間が長くなる可能性があるため、事前に店舗の混雑状況を確認することが推奨されます。
Q2: あさひの洗車サービスには、チェーンの徹底的な油汚れ洗浄は含まれますか?
A2: いいえ、含まれません。チェーンやスプロケットなど駆動部分の油汚れや水垢を徹底的に洗浄する作業は、サービス対象外です。このサービスは「簡易洗車」であり、フレームや泥除けといった外装ボディの洗浄が中心です。ただし、洗浄作業に加えてチェーンへの注油サービスは無料で行われます。
Q3: サイクルベースあさひの洗車サービスと無料点検(サイクルメイト)は何が違いますか?
A3: 洗車サービスは「清掃」(有料 ¥1,078)、無料点検は「診断」(サイクルメイト特典)です。洗車は自転車をきれいにすることに特化したサービスです。一方、無料点検は専門スタッフがブレーキの効きや変速の精度、部品の摩耗など、安全性と走行性能に関わる項目を網羅的にチェックするサービスです。
Q4: ロードバイクなどスポーツサイクルの洗車も、料金は一律1,078円ですか?
A4: はい、一律¥1,078(税込)です。シティサイクルや電動アシスト自転車はもちろん、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルも対象としています。ただし、これは外装の簡易洗浄であるため、駆動系の徹底洗浄を希望する場合は、専門店(例:SENSHA Bicycleで¥4,950〜など)を検討する必要があります。
Q5: 自分で洗車をするのと比べて、あさひに依頼するメリットは何ですか?
A5: 最大のメリットは、手間、時間、場所の確保が不要である点です。自分で洗車する場合は、道具の初期投資や、30分〜1時間以上の時間、そして周囲を汚しても問題ない場所の確保(特に集合住宅では困難)が必要です。あさひでは約15分でプロの作業が¥1,078で完了し、チェーン注油と空気入れも付帯します。これは、忙しい方や自宅で水を使えない方にとって、非常に価値の高いサービスです。
📚 参考情報
本記事の料金やサービス内容は、サイクルベースあさひ公式サイトおよび関連情報(2025年9月21日時点)を参考に作成しています。最新の正確な料金は、必ず最寄りの店舗にご確認ください。
まとめ:¥1,078で「手間」と「時間」を買うサービス
サイクルベースあさひの洗車サービスは、自転車の清潔維持をお財布に優しく、かつ迅速に行うためのサービスです。
- 料金:¥1,078(税込)
- 内容:外装ボディの洗浄 + チェーン注油 + 空気入れ
- 対象外:駆動系の徹底洗浄、サビ落とし
- 時間:約15分(予約不要)
これは、日々のライドで使うタオルを自宅で洗う手間を省き、クリーニング店に持ち込むのに似ています。本格的な(駆動系までの)クリーニングではないものの、外装の汚れをサッと落とし、チェーン注油という必須のケアをプロに任せられる「ちょうどいい」メンテナンスと言えるでしょう。








