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iPhoneバッテリー交換はどこがいい?正規店と非正規店を料金・品質・保証で徹底比較
- 公開日:2025/11/9
- 最終更新日:
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概要
iPhoneのバッテリーが劣化し、「交換したい」と考えたとき、多くの人が直面するのが「どこで交換するか?」という問題です。
選択肢は大きく分けて、Apple Storeや正規サービスプロバイダといった「正規店」と、街中にある「非正規店(街の修理店)」の2つ。両者は料金、スピード、そして将来的なiPhoneの価値に至るまで、大きな違いがあります。
この記事では、iPhoneのバッテリー交換において「正規店」と「非正規店」のどちらを選ぶべきか、以下の7つの重要な観点から徹底的に比較し、あなたに最適な推奨パターンを提示します。
この記事で比較する7つの観点
- 料金(費用)
- 部品品質(純正 vs 互換)
- 所要時間(スピード)
- 保証の継続(Apple公式保証)
- データ消失リスク
- 将来の下取り・買取への影響
- 予約の必要性
正規店 vs 非正規店 徹底比較
1. 料金(費用)
最もわかりやすい違いが料金です。
正規店
料金は高め(AppleCare+未加入時)。
例:iPhone 15で15,800円(2025年現在)。ただし、AppleCare+に加入し、バッテリー容量が80%未満の場合「無料(0円)」になります。これが最大の強みです。
非正規店
料金は安い。
正規店の保証対象外料金(有償交換)と比較して、半額以下になるケースも珍しくありません。AppleCare+に未加入で、とにかく費用を抑えたい場合の選択肢となります。
2. 部品品質(純正 vs 互換)
修理後の性能と安全性に直結する、非常に重要なポイントです。
正規店では、Appleが設計・製造した「Apple純正バッテリー」が使用されます。一方、非正規店では、Apple以外が製造した「互換バッテリー(非純正品)」が使用されます。この互換バッテリーは、店によって品質に大きなばらつきがあるのが実情です。
⚠️ iPhone XS以降の「不明な部品」警告に注意
iPhone XS以降の機種では、正規店以外でバッテリーを交換すると、たとえそれが(横流しなどで入手した)純正バッテリーであったとしても、システムが「正規の手順で交換されていない」と認識します。
その結果、以下の重大なデメリットが発生します。
- 設定アプリに「不明な部品」という警告メッセージが表示され続ける。
- 「バッテリーの最大容量(%)」が表示されなくなる。(「サービス」と表示される)
これは顧客体験を大きく損なうため、非正規店を選ぶ際の最大の注意点の一つです。
(口コミ)「非正規店でバッテリー交換したら『不明な部品』って警告が出て、最大容量が確認できなくなった。安かったけど、なんか気持ち悪い…」
3. 所要時間(スピード)
「今すぐ直したい」というニーズに対し、両者の対応は正反対です。
正規店
時間がかかる。
持ち込み修理は予約必須で、最短でも60分〜数時間。店舗(特にApple Store直営店)が混雑しており、予約自体が1週間先になることも。配送修理は5〜10営業日程度かかります。
非正規店
非常に速い。
予約不要で受け付ける店が多く、最短15分〜30分程度で即日交換が完了します。これが非正規店の最大のメリットです。
4. 保証の継続 vs 失効
修理後のサポート体制も大きく異なります。
💡「改造」とみなされ、Appleの保証が全て無効に
非正規店で一度でも修理(=iPhoneを開封)すると、それはAppleから「改造品」とみなされます。
その結果、AppleCare+や製品保証期間が残っていても、それ以降Appleの公式保証や修理サービスは一切受けられなくなります。(車のエンジンを非公式に改造したら、メーカー保証が効かなくなるのと同じです)
正規店で修理すれば、もちろん保証は継続され、交換した部品に対しても90日間の修理保証が付きます。
5. データ消失リスク
多くの人が気にするデータについても違いがあります。
正規店
データ保持が原則だが、バックアップ必須。
通常はデータそのままで交換されますが、万が一のトラブルや本体交換(バッテリー以外の不具合が見つかった場合など)に備え、事前のデータバックアップが必須とされています。配送修理では初期化が必須の場合もあります。
非正規店
「データそのまま」を謳う店が多い。
多くの店がデータを消さずに作業しますが、これはあくまで店舗の技術力に依存します。正規店よりもデータ消失の技術的リスクは高いと言えます。
6. 将来の下取り・買取への影響
iPhoneを将来売却する予定がある方は、必ず確認すべき項目です。
⚠️ 非正規店での修理は、下取り・買取価格が暴落する
非正規店で修理(互換バッテリーに交換)したiPhoneは「改造品」扱いとなり、Appleや携帯キャリアの下取りプログラムでは、査定額が大幅に減額されるか、下取り自体を拒否されます。
(指摘)「非正規店で交換したiPhoneは、キャリアの下取り不可、Appleではジャンク品扱い100円、中古買取店でも買取不可になる可能性がある」
正規店で交換した場合は、もちろんiPhoneの価値は維持されます。
7. 予約の必要性
利便性に関する比較です。
正規店
予約必須、または強く推奨されます。
特にApple Store直営店は予約が取りにくいことが多く、これが正規店の利便性における最大の課題です。
非正規店
予約不要で対応可能な店舗が多いです。思い立った時にすぐ持ち込める手軽さがあります。
非正規店を選ぶ基準「総務省登録修理業者」とは?
「非正規店は不安だけど、安さと速さは魅力…」という場合に、一つの安全基準となるのが「総務省登録修理業者」制度です。
この制度は、修理方法や使用部品が電波法などの国の基準に適合しているかをクリアした業者を登録するものです。非正規店を選ぶ際は、この「総務省登録修理業者」であるかを確認することで、技術的な信頼性が低い店を避けることができます。
⚠️ 登録業者でも「純正品」ではなく「保証」も切れる
重要な注意点として、総務省登録修理業者であっても、Appleの正規店ではありません。
- 使用するのは「互換バッテリー」です(純正品ではありません)。
- 修理した時点で「Appleの公式保証は無効」になります。
- 「不明な部品」の警告も同様に表示されます。
あくまで「非正規店の中では比較的信頼性が高い」という位置づけです。
実際のトラブル事例と口コミ
安易な選択で後悔しないよう、実際の利用者の声も確認しておきましょう。
非正規店でのトラブルと後悔
非正規店を選ぶ最大のデメリットは、長期的な品質の低下とサポートの喪失です。
(口コミ)「非正規店で交換したが、バッテリーの持ちが良かったのは最初の3ヶ月だけだった。しかも、純正品と比べて異常に熱を帯びやすいことに戸惑った。」
(後悔の声)「安さに釣られたが、結局Apple Storeでの修理を拒否され、下取りも不可になった。おとなしくAppleでやっておけば良かった…」
正規店の利便性の課題
一方、正規店は品質が高い反面、利便性に不満の声があります。
(口コミ)「Apple Storeは全国に10店舗しかなく、予約が全然取れない。一番早くて1週間後だった。」
(口コミ)「正規プロバイダ(AASP)に行ったら『即日修理可能』と聞いていたのに、『システムが連携されておらず今日は無理』と言われた。部品在庫も『企業ポリシーで教えられない』の一点張りで、対応に失望した。」
【結論】あなたへのおすすめはどっち?
最終的に、あなたの保証状況と優先順位によって、選ぶべき場所が決まります。
💡 こんな人は【正規店】がおすすめ
安心感・品質・将来の価値を最優先する方。
- AppleCare+に加入している(最優先)
→ 容量80%未満なら「無料」です。これ以外の選択肢はありません。 - 将来的にiPhoneを売却・下取りに出す予定がある
→ iPhoneの資産価値を維持できます。 - 品質と安全性を最優先し、費用は問わない
→ 純正部品によるトラブルリスクの低さ、発熱などのない安全性が保証されます。 - 比較的新しい機種(購入から2〜3年以内)を使っている。
💡 こんな人は【非正規店】がおすすめ
スピード・費用・利便性を最優先する方。(※ただしリスクを許容できる場合)
- AppleCare+に未加入で、保証期間も完全に終了している
→ 正規店の高額な有償交換を避け、コストを抑えたい場合。 - 今すぐ、即日で修理してほしい(予約なし)
→ 最短15分で完了するスピードは最大の魅力です。 - データのバックアップが困難で、初期化を避けたい
→ 「データそのまま」を希望する場合(ただしリスクはゼロではありません)。 - 機種が古く、Appleの修理サポートが終了している
→ 正規店で対応不可のモデルでも修理可能な場合があります。 - 「不明な部品」警告や「最大容量」非表示を許容できる。
⚠️ 非正規店を選ぶなら「総務省登録修理業者」を!
非正規店を選ぶ場合は、リスクを最小限にするため、必ず「総務省登録修理業者」の認定を受けているか、PSEマーク付きのバッテリーを使用しているかを確認し、修理後の独自保証(期間や対象範囲)を把握してから依頼しましょう。
🍎 iPhoneバッテリー交換をもっと詳しく
交換先を決めたら、次は具体的な手順や注意点を確認しましょう
📌 まず確認すべき3つのポイント
⏰ | 💰 | 💾 |
🎯 AppleCare+ | ⚡ 即日対応 | 📍 店舗を探す | ❓ よくある質問 |
まとめ:iPhoneバッテリー交換、最適な選択を
この記事では、iPhoneのバッテリー交換における「正規店」と「非正規店」の違いを7つの観点で比較しました。
- 正規店:
メリット:AppleCare+で無料(条件あり)、純正部品の品質、保証継続、下取り価格の維持。
デメリット:料金が高め(保証外)、予約が必須で時間がかかる。 - 非正規店:
メリット:料金が安い、スピードが速い(最短15分)、予約不要。
デメリット:Apple公式保証の失効、互換品による品質不安、「不明な部品」警告、下取り不可リスク。
ご自身のiPhoneの保証状況、予算、そして「スピード」と「将来の安心」のどちらを優先するかを明確にして、後悔のない選択をしてください。

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