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iPhoneバッテリー交換の時期は80%が目安?正規店と非正規店の料金・時間を徹底比較
- 公開日:2025/11/9
- 最終更新日:
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「最近、iPhoneの充電が一日もたない…」「フル充電したはずなのに、すぐに減ってしまう」
そんなお悩みはありませんか? iPhoneのバッテリーは消耗品。長く使っていると、どうしても性能が低下してしまいます。
この記事では、iPhoneのバッテリー交換の最適なタイミングから、「正規店」と「非正規店」のどちらを選ぶべきか、そして具体的な料金や事前準備まで、あなたの疑問をすべて解決する「完全ガイド」として詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたのiPhoneの状態や予算に合った最適な交換方法がわかり、再び快適なスマホライフを取り戻せます。(専門知識は不要です!)
⚠️ 交換の前に:データは「命綱」
バッテリー交換でデータが消えることは稀ですが、万が一のトラブル(本体交換など)に備えるのは必須です。修理に出す前には、必ず「バックアップ」を取る習慣をつけましょう。詳しい手順は後ほど解説します。
I. 交換タイミングの判断基準(最大容量80%の意味)
バッテリー交換を検討する際、最も重要で客観的な指標が「バッテリーの最大容量」です。まずはご自身のiPhoneの状態を確認してみましょう。
1. 最大容量の確認方法
お手持ちのiPhoneの設定画面から、わずか数タップで確認できます。
新品のバッテリー容量は「100%」ですが、充電を繰り返すにつれて、この数値は徐々に低下していきます。
2. 交換推奨の目安「80%未満」が意味するもの
Appleは、バッテリーの最大容量が80%未満になった場合を、バッテリー交換を推奨する公式な基準としています。
最大容量が80%を切ると、以下のような問題が顕著になり、快適な使用が困難になります。
バッテリー劣化のサイン
- フル充電しても、夕方まで持たない
- iPhoneが突然シャットダウンする(特に寒い場所で)
- アプリの起動や動作が以前より遅く感じる
- 設定画面に「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示される
特に「動作が遅くなる」現象は、iPhoneが突然のシャットダウンを防ぐために、自動的に処理速度を制限する「パフォーマンス管理機能」が作動している可能性があります。これはバッテリー交換によって改善されます。
3. 診断と実際の交換基準
注意点として、お客様が設定画面で確認できる最大容量の数値は、Appleのリモート診断や実機検査の結果と異なる場合があります。特にAppleCare+などの保証を適用する際は、Apple側の検査で「80%未満」であることが確認される必要があります。
II. 正規店と非正規店の選び方と特徴
バッテリー交換は、主に「正規店」と「非正規店」のどちらかに依頼できます。それぞれに大きなメリットとデメリットがあるため、ご自身の状況に合わせて選ぶことが重要です。
両者の主な違いを比較してみましょう。
A. 正規店 (Apple, キタムラ等)
【品質・保証重視の方へ】
Apple Storeや、カメラのキタムラ、ビックカメラ、クイックガレージなどのApple正規サービスプロバイダでの交換です。
- 部品: Apple純正バッテリー (最も安全)
- 費用: 高額
- 保証: AppleCare+や製品保証が継続
- データ: 原則保持 (※バックアップは必須)
- 時間: 最短1時間〜 (予約必須)
B. 非正規店 (アイサポ, スマホスピタル等)
【費用・スピード重視の方へ】
街のiPhone修理業者(アイサポ、スマホスピタルなど)での交換です。
- 部品: 互換バッテリー (非純正品)
- 費用: 比較的安価
- 保証: Apple公式保証は無効になる
- データ: 原則データそのままの場合が多い
- 時間: 最短15分〜30分
A. 正規店(品質・保証重視の方へ)
Apple Storeや正規サービスプロバイダでの交換は、最も安全で推奨される方法です。
- 最大のメリット「純正部品」: Appleの厳格な安全・性能基準に基づいた、新品の純正バッテリーが使用されます。
- AppleCare+の無償交換:
💡 AppleCare+は「健康保険」
AppleCare+は、スマートフォンの「健康保険」のようなものです。月々の保険料(プラン料金)を払っておけば、いざバッテリー(体調)が悪くなった時に、無償(または安価)で交換(治療)が受けられます。最大容量が80%未満であれば、追加費用なしで交換が可能です。
- 予約が必須: Apple StoreのGenius Barや正規サービスプロバイダは、非常に混雑しているため、Webからの事前予約が必須です。予約なしで来店すると、対応を断られるケースがほとんどです。
- データ保護: 通常、バッテリー交換のみであればデータは保持されますが、予期せぬトラブル(ネジの固着や他の部品の不具合)で本体交換(整備品)になった場合は初期化されます。そのため、正規店側も「バックアップは必須」と案内しています。
B. 非正規店(費用・スピード重視の方へ)
AppleCare+の保証期間が切れている方や、費用を抑えたい方、即日対応を強く希望する方にとっては魅力的な選択肢です。
- 安価で迅速: 正規店より費用が安く(モデルによるが数千円台から)、最短15分〜30分程度での即日修理が最大の魅力です。
- データそのまま: 多くの場合、データを消去せずにバッテリーのみを交換できます(ただし、バックアップ推奨は正規店と同じです)。
⚠️ 非正規店を選ぶ際の注意点
非正規店での修理には、以下のリスクが伴うことを必ず理解してください。
- 品質リスク: 使用されるのは互換バッテリーであり、品質が店舗や部品によってばらつく可能性があります(すぐに劣化する、膨張する等)。
- 公式サポートの喪失: 一度でも非正規店で修理(iPhoneの分解)を行うと、以降Appleの公式サポート、保証、AppleCare+、キャリアの下取りが一切受けられなくなる可能性があります。
- 業者の見極め: 非正規店を選ぶ際は、修理実績や保証内容(交換後3ヶ月~6ヶ月など)、口コミをよく確認しましょう。「総務省登録修理業者」であるかどうかも一つの目安になります。
III. 料金相場(機種別)
保証対象外(AppleCare+未加入または保証切れ)の場合の、正規店と非正規店(目安)の料金相場(税込)を比較します。
※料金は変動する可能性があるため、必ず依頼前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
| iPhoneモデル | 正規店(保証対象外) | 非正規店(目安) |
|---|---|---|
| iPhone 15 / 14 シリーズ | ¥15,800 | ¥8,980 〜 ¥9,980 |
| iPhone 13 / 12 / 11 / XR | ¥14,500 | ¥6,600 〜 ¥8,480 |
| iPhone SE (第2・第3世代) | ¥11,200 | ¥4,400 〜 ¥5,980 |
| iPhone 8 / 7 | ¥11,200 | ¥4,400 〜 ¥5,980 |
📚 参考情報
正規店の最新の料金は、Appleの公式サポートページで確認できます。
→ iPhone のバッテリーサービス (Apple)
IV. 交換方法と所要時間、データ保護の注意点
修理を依頼する方法と、当日の所要時間、そして最も重要な事前準備について解説します。
1. 修理依頼方法と所要時間
| 依頼先 | 修理方法 | 予約 | 所要時間目安 |
|---|---|---|---|
| 正規店 (Apple Store/AASP) | 持ち込み | 必須 | 最短60分〜1〜2時間 |
| 正規店 (Apple) | 配送修理 | Web/電話で申込 | 約5〜10営業日 |
| 非正規店 | 持ち込み | 不要な場合が多い | 最短15分〜30分 |
カメラのキタムラのような正規サービスプロバイダでは、最短1時間程度での即日修理が可能な店舗も多くあります。ただし、即日対応を希望する場合でも、Webでの事前予約は必須または強く推奨されています。
2. 事前準備とデータ保護の注意点(最重要)
バッテリー交換を安全かつスムーズに行うために、以下の準備は必須です。これらを怠ると、修理を受け付けてもらえない、または大切なデータを失う可能性があります。
1. データのバックアップの徹底
万が一の基板損傷や本体交換に備え、交換前には必ずiCloudまたはPC(iTunes/Finder)でフルバックアップを取りましょう。
2. 「iPhoneを探す」機能のオフ
⚠️ 「iPhoneを探す」オフは必須!
これはセキュリティ(盗難防止)機能のため、この機能がオンになっていると、正規店では修理受付を絶対にしてもらえません。必ずApple IDとパスワードを使用して「iPhoneを探す」を無効にする必要があります。パスワードが不明だと修理不可となるため、事前に必ず確認してください。
3. バッテリー残量の調整
安全に作業を行うため、バッテリー残量を30%程度まで減らしておくことが推奨されています(特にApple Store持ち込みの場合)。
持ち込み直前の最終チェック
- バックアップは完了したか?
- 「iPhoneを探す」はオフにしたか?
- Apple IDとパスワードは覚えているか?
- (正規店の場合)予約日時は間違いないか?
- 本人確認書類(運転免許証など)は持ったか?
- ケースや保護フィルムは外したか?
V. 実践的アドバイス(あなたへのおすすめは?)
最後に、あなたの状況別に「正規店」と「非正規店」のどちらがおすすめか、実践的なアドバイスをまとめます。
1. AppleCare+未加入者(保証切れ)の場合
正規店では高額な有償交換(約11,200円〜15,800円)となります。ここが最大の悩みどころです。
- 【品質・将来性重視なら】→ 正規店
費用は高いですが、純正部品による高品質な交換、継続的なAppleサポート、および将来的な下取り・買取時における減額回避という「安心」が得られます。「このiPhoneをあと2年以上、安心して使い続けたい」と考えるなら正規店がおすすめです。
- 【コスト重視なら】→ 信頼できる非正規店
正規店の半額程度で交換できる場合が多く、費用を大幅に抑えられます。ただし、「今後Appleの公式サポートや下取りが受けられなくなる」というリスクを理解した上で選択してください。「総務省登録修理業者」を選び、修理後の保証期間(3ヶ月〜6ヶ月)を必ず確認しましょう。
2. 即日対応希望者(すぐに直したい)の場合
すぐにiPhoneを使いたい場合、修理にかかる時間と予約の有無が重要になります。
最速を求めるなら → 非正規店
バッテリー交換のみなら最短15分〜30分で完了する店舗が多く、即日対応においては最も優位です。予約なし(飛び込み)でも対応してもらえる可能性が高いです。
安全な即日交換なら → 正規サービスプロバイダ
Apple Store本体は予約が取りにくい傾向にありますが、カメラのキタムラやクイックガレージなどの正規サービスプロバイダは、即日交換の実績が多く、純正部品と安全性が保証されます。必ず事前にWebで予約を取りましょう。
まとめ:iPhoneバッテリー交換 完全ガイド
この記事では、iPhoneのバッテリー交換について、時期、料金、お店選び、事前準備を網羅的に解説しました。
- [交換時期]
最大容量が80%未満になったら。設定の「バッテリーの状態と充電」で確認できます。
- [お店選び]
「品質・安心」なら正規店(Apple, キタムラ等)。「価格・速さ」なら非正規店(アイサポ等)。ただし非正規店は公式保証が無効になるリスクがあります。
- [料金]
正規店は11,200円〜15,800円程度。非正規店はその半額程度が目安です。(AppleCare+加入で80%未満なら無料)
- [事前準備]
「バックアップ」と「iPhoneを探すをオフ」は必須。忘れると修理ができません。
バッテリー交換は、iPhoneの「寿命」を延ばし、パフォーマンスを回復させるための重要なメンテナンスです。
あなたの予算、品質へのこだわり、そして「そのiPhoneをあと何年使い続けたいか」を基準に、最適な交換方法を選んで、快適なiPhoneライフを取り戻しましょう。

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