サンワサプライのSATA-USB3.0変換ケーブルを使ったHDDデータ復旧方法

サンワサプライのSATA-USB3.0変換ケーブルをお使いになれば、故障したパソコンからデータを救出するのが非常に簡単になります。このケーブルでHDDデータ復旧を行うことは、専門知識がなくても、手元にあるPCやノートパソコンで行えます。以下に、その具体的な手順をご説明します。

準備

  • サンワサプライの変換ケーブル:

    このケーブルは、SATAインターフェースのHDDやSSD、光学式ドライブをUSB3.0ポートに接続するためのものです。

  • 動作するPC:

    データ復旧には、別の動作中のパソコンが必要です。

  • 対象のドライブ:

    故障したパソコンからのHDD、SSD、光学式ドライブです。

手順

  1. ドライブを取り外す:

    まず、故障したパソコンからHDDやSSDを外します。ノートパソコンの場合は、背面カバーなどからアクセスします(モデルにより工具や方法が異なります)。

  2. ケーブル接続:
    • HDDやSSDをSATA変換ケーブルに接続します。
    • データケーブルと電源ケーブルをそれぞれドライブのポートに。
  3. ACアダプターの使用:

    電力が必要なドライブ(特に3.5インチHDD)には、付属のACアダプターを使います。これでUSBからの電力不足を防ぎます。

  4. PCに接続:

    変換ケーブルのUSB側を、動作中のPCのUSB3.0ポートに接続します。これにより高速なデータ転送が可能です。

  5. ドライブの認識待ち:

    接続後、PCが新しいドライブを認識するまでお待ちください。Windowsではデバイスマネージャーやエクスプローラーで確認できます。

  6. データを取り出す:

    ドライブが認識されたら、エクスプローラーからデータをコピーします。

注意点

  • 物理的な損傷: ドライブが物理的に壊れていると認識が難しいです。専門のサービスが必要です。
  • データの状態: 論理的に壊れている場合は、データ復旧ソフトが必要になります。
  • 安全性: 静電気対策をして、ドライブの取り扱いにはご注意ください。
  • 重要データ: 重要なデータなら、専門家に相談するほうが良い場合もあります。DIY前に必要性を判断しましょう。

サンワサプライのSATA-USB3.0変換ケーブルは使いやすく便利ですが、ドライブの状態によってはデータ復旧ができないこともあります。その場合、専門のデータ復旧サービスをご検討ください。

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