「サイクルベースあさひのパンク修理は高い」という話を聞いたことはありませんか? サイクルベースあさひ(以下、あさひ)は全国に多数の店舗を展開する業界最大手の自転車専門店であり、その修理工賃はしばしば業界の標準価格として参照されます。あさひの…
セオサイクルの修理料金はなぜ非公開?タイヤ交換・パンク修理の相場と他店比較
- 公開日:2025/11/10
- 最終更新日:
- 自転車修理
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「タイヤ交換を頼みたいけど、公式サイトに料金表が載っていない…」
地域密着型の店舗展開で知られる「セオサイクル」ですが、サイクルベースあさひやイオンバイクといった全国チェーンとは異なり、修理料金表や工賃表が一律で公開されていません。
これは、セオサイクルが店舗ごとにサービスや規模、地域性が異なるためと考えられています。そのため、正確な料金は「来店予定の店舗へ直接確認する」ことが大前提となります。
この記事では、公式には非公開とされているセオサイクルの修理料金について、過去のユーザー報告や一般的な相場情報を基にした「料金目安」、他店との比較、そしてセオサイクルならではのサービスについて詳しく解説します。
⚠️ 必ず店舗への事前確認を!
この記事で紹介する料金は、あくまで過去の事例や相場に基づく「目安」です。セオサイクルは店舗ごとに料金設定が異なるため、修理を依頼する際は、必ず来店予定の店舗に直接電話などで料金を確認してください。
セオサイクルの修理料金が「非公開」の理由
セオサイクルがチェーン店でありながら修理料金を一律公開していないのは、その運営方針に理由があります。
全国に400店舗以上を展開する「あさひ」などとは異なり、セオサイクルは地域密着型で、一部はフランチャイズ(FC)として運営されています。店舗の規模や特性、地域のお客様の要望に合わせてサービス内容が異なるため、料金も一律化しにくいと考えられています。
💡 セオサイクルは「のれん分けの専門店街」
全国チェーンの「あさひ」や「イオンバイク」が、どこでも同じメニュー・料金の「ファミリーレストラン」だとすれば、セオサイクルは「のれん分けの専門店街」のようなものです。 「セオサイクル」という共通の看板(ブランド)は掲げていますが、お店ごと(店舗ごと)に得意分野や仕入れ、サービスが異なり、料金設定も各店の裁量に任されています。 だからこそ、料金を一律で公開するのが難しく、直接お店に聞く必要があるのです。
【相場】セオサイクルの修理料金目安
料金は非公開ですが、過去のユーザー報告や一般的な自転車専門店の相場から、おおよその目安を把握することは可能です。
📚 セオサイクル 修理料金の目安(相場・事例)
| 修理項目 | 料金目安 (税込) | 備考・出典 |
|---|---|---|
| パンク修理(パッチ補修) | ¥1,000〜¥1,500程度 | 一般的な相場情報。2ヶ所目以降の追加料金は店舗による。 |
| タイヤ交換(工賃のみ) | 前輪:¥1,000前後 | 相場情報。後輪は高くなる傾向。 |
| タイヤ・チューブ交換(総額) | ¥5,800〜¥7,000程度 | ロードバイクで¥5,800の事例あり(タイヤ・チューブ代、工賃込)。 |
| チューブ交換(工賃のみ) | 前輪:¥2,700〜 後輪:¥3,200〜 | チューブ代別途。専門店料金を参考。 |
| チェーン交換(総額) | 約¥5,000ほど | チェーン代(約¥3,000)+工賃(約¥2,000)の目安。 |
| スポーク交換 | ¥4,000〜¥5,000 | 過去の店舗ブログ(新小岩店)記事による事例。 |
※上記はあくまで目安です。車種や使用する部品、店舗によって大きく変動します。
過去の事例では、ロードバイクのタイヤ・チューブ交換(総額)で¥5,800だった報告があり、これについて「部品代を考えると工賃は妥当」「むしろ破格の安さ」と評価されています。このことから、価格設定は提供される技術に見合った妥当な水準であると推測されます。
セオサイクルの強み:技術力と「無料点検」
セオサイクルが多くのユーザーに選ばれる理由は、料金の安さよりも「技術力」と「アフターサポート」にあります。
専門店ならではの高い技術力
セオサイクルは、量販店と比べて修理の質が良いという口コミが多数見られます。 「スピーディで丁寧だった」「タイヤ交換のついでにブレーキが無音になった」など、技術的なクオリティの高さを評価する声があります。地域密着の専門店として、高い技術力で信頼を得ている店舗が多いことがうかがえます。
【購入者限定】強力な「無料点検」サービス
セオサイクルで最も特筆すべきサービスが、購入者に対する無料のアフターサポートです。
セオサイクル購入者の「無料」アフターサポート
セオサイクルでお買い上げの自転車は、以下の調整が「ずっと無料」で受けられます。
- 安全点検
- 簡単なギア調整
- ブレーキ調整
- チェーンの注油(※店舗による可能性あり)
- 空気入れ
💡 無料点検は「定期健康診断」
セオサイクルの無料点検は、人間ドックや定期健康診断のようなものです。 「ブレーキの効きが甘い」「ギアの調子が悪い」といった「未病」の段階でプロが調整(診断・生活指導)してくれるため、大きなトラブル(病気)を未然に防げます。 ただし、健康診断で病気(消耗品の摩耗や故障)が見つかった場合、その「治療(修理・部品交換)」には別途費用がかかる、という関係です。
ただし、消耗したパーツ交換(タイヤ、チューブ、ブレーキシューなど)や、壊れた箇所の修理は有料となります。無料点検で不具合が見つかった場合は、別途見積もりの上で有料修理となる流れです。
あさひ・イオンバイクとの料金比較(相場)
料金が非公開のセオサイクルですが、相場と他の大手チェーンの公開料金を比較してみましょう。
大手チェーンとの修理料金比較(目安)
| 修理項目 | イオンバイク(税込) | サイクルベースあさひ(税込) | セオサイクル(相場) |
|---|---|---|---|
| パンク修理(1カ所) | ¥660〜¥1,320 (2024-2025年) | ¥1,430 (2024年) | ¥1,000〜¥1,500 |
| タイヤ・チューブ交換(後輪工賃) | ¥4,400 (2025年) | ¥3,960 (2024年) | ¥3,200〜 |
| パンク水調べ | 無料 | ¥1,100 | ¥500〜 |
※料金は変動する可能性があり、あくまで比較時点での目安です。
パンク修理の料金傾向
パンク修理(パッチ補修)に関しては、イオンバイク(¥660〜)やホームセンターのカインズ(¥800〜)などが安価な傾向にあります。セオサイクルの相場(¥1,000〜¥1,500)は、あさひ(¥1,430)に近いか、同等の価格帯と見られます。
これは、セオサイクルが価格競争よりも技術力や専門性を重視しているためと考えられます。
他店購入の自転車(持ち込み)は対応可能?
セオサイクルでは、他店で購入した自転車の修理も受け付けています。
ただし、これには大きな注意点があります。
⚠️ 他店購入品は「点検」が有料
セオサイクル購入者は「点検・調整」が無料ですが、他店で購入した自転車の点検は有料となります。
- 一般自転車の点検: ¥2,200〜
- 電動/スポーツ車の点検: ¥3,300〜
また、公式ホームページにも記載がある通り、自転車の状態(深刻な損傷や特殊な規格)や修理内容によっては、修理を断られる場合もあります。持ち込む前に、対応可能か電話で確認するのが確実です。
セオサイクルの口コミ・評判(店舗差に注意)
セオサイクルの修理に関する口コミは、全体的に「技術力」や「対応の丁寧さ」を評価する声が多い一方、店舗によって対応にバラツキがあることも指摘されています。
👍 良い評価
- 店員が親切で、作業がスピーディかつ丁寧。
- 技術の質が高く、修理箇所以外も調整してくれた(例:ブレーキが無音になった)。
- 顧客の要望に合わせた柔軟なサービスが期待できる。
- 他チェーン(あさひ等)と比べて圧倒的に対応が良い。
👎 悪い評価
- 持ち込み修理で工賃が倍になり、高額な費用を請求された。(※料金非公開のリスク)
- 店員が無愛想で話を聞いてくれない、スタッフが冷たい。
- 購入者以外(一見さん)の対応に消極的な印象を受けた。
地域密着型であるため、店舗やスタッフとの相性が大きく影響するようです。不安な場合は、まず簡単な修理や空気入れなどで店舗の雰囲気を確かめてみるとよいでしょう。
セオサイクル修理に関するFAQ
Q1: セオサイクルの修理料金は、なぜ公式サイトで公開されていないのですか?
A1: セオサイクルは、店舗ごとに規模や特性、地域の要望に合わせたサービスを提供しているため、料金設定が店舗によって異なるからです。そのため、グループ全体で一律の料金表は公開されていません。正確な料金は、利用したい店舗へ直接問い合わせる必要があります。
Q2: セオサイクルでロードバイクのタイヤ交換をすると、総額でいくらくらい?
A2: タイヤの種類によりますが、過去の事例では工賃・タイヤ代・チューブ代を含めた総額で¥5,800から¥7,000程度の報告があります。ロードバイクの修理としては妥当、または安価であると評価されています。
Q3: セオサイクルで購入した自転車のオーナーは、修理で優遇されますか?
A3: はい、修理そのものではありませんが、安全点検や簡単なギア調整、ブレーキ調整が「ずっと無料」で受けられます。これは非常に強力なアフターサポートです。ただし、消耗品(タイヤ、ブレーキパッド等)の交換や故障箇所の修理は有料となります。
Q4: 他店で買った自転車の修理(持ち込み)は可能ですか?
A4: はい、可能です。ただし、セオサイクル購入者と異なり「点検」は有料となります(一般車¥2,200〜、スポーツ車¥3,300〜)。また、自転車の状態や修理内容によっては断られる場合もあるため、事前に店舗へ電話確認することをおすすめします。
Q5: イオンバイクやあさひのパンク修理料金と比べて、セオサイクルは高いですか?
A5: 相場比較では、セオサイクルのパンク修理(¥1,000〜¥1,500)は、イオンバイク(¥660〜)やカインズ(¥800〜)といった価格重視の店舗より高めに設定されている可能性があります。これは、セオサイクルが価格よりも技術力や専門性を重視しているためと考えられます。
まとめ:セオサイクルの修理は「店舗への確認」と「購入者無料点検」が鍵
この記事では、料金非公開のセオサイクルにおける修理料金の相場や特徴を解説しました。
- 料金は非公開: 店舗ごとに運営方針が異なるため、一律の料金表はない。必ず利用店舗への事前確認が必須。
- 料金相場: パンク修理は¥1,000〜¥1,500、タイヤ・チューブ交換総額は¥5,800〜が目安。あさひ等と比べ、パンク修理はやや高めの傾向。
- 最大の強み: 専門店ならではの「高い技術力」と、「購入者への永年無料点検・調整サービス」。
- 他店購入品: 修理は可能だが、点検は有料(¥2,200〜)。
- 口コミ: 技術力への評価は高いが、店舗やスタッフによる対応の「バラツキ」がある点には注意。
セオサイクルは、自転車を「買って終わり」ではなく、購入後のメンテナンスも任せたい人にとって非常に信頼できる選択肢です。修理を依頼する際は、まずお近くの店舗に電話で料金と対応可否を確認してみましょう。

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